Visual Detail映像作品詳細
●藤原竜也の衝撃的デビューから10年!伝説の舞台「身毒丸」がここに復活!
●蜷川幸雄と藤原竜也のコンビが、封印された「身毒丸」を新たに解き放つ!
●かつて国内の賞を総なめし、再演希望の声が絶えなかった日本演劇界の名作!
●今回の公演はワシントンのケネディセンターからスタート!2,300人の観客を魅了し最高の評価を
得た!
商品紹介
あの伝説の舞台が帰ってくる
「身毒丸」が、束の間、封印の扉を開く
かつて確かにあった「東京」という名の町。少年身毒丸は、幼い頃に死んだ母を恋しく思い、その姿
を求めて今日も町を彷徨っていた。父親は、「家」とは父、母、子供があってはじめて成り立つものだ
という理念に乗っ取り、母を売る店で新しい母を買うことにする。その店にはかつて旅芸人をしてい
た撫子という女がいた。身毒丸と撫子の目が合った瞬間、父が彼女を母に選んだ。「家」という容れ物
ができて、その中に家族が入り理想の「家」が出来上がる。しかし身毒丸は撫子のことを母とは認めら
れず反抗的な態度をとる。撫子は、子供に馴染んでもらえないうえ、夫には自分を女性としてではな
く、家を構成する母という役割でしか見てもらえないため、自分の身の置き所に苦しんでいた。撫子
が家に来て半年が過ぎたが、身毒丸の撫子に対する反抗は留まることを知らない。追いつめられた撫
子はついに、身毒丸を折檻する。堪らず逃げ出した身毒丸は、奇妙な仮面売りに出会う。彼のもって
いた不思議な穴を使って、亡き母のいる地下世界へ向かう。地獄を彷徨って、やっと出会えたと思っ
た母は、撫子だった。そして、更に2年が経過したが、身毒丸の気持ちは変わらず、父をも苛立たせ
る。身毒丸と、自分がひとつの家にいると家は地獄になる− 身毒丸の視線を恐れた撫子は身毒丸の
目を潰す。身毒丸は行方不明になる。父、撫子、連れ子のせんさくという3人による家が成立した頃
、盲目となった身毒丸が突如かえってきてせんさくを汚す。家は崩壊し、父は狂う。廃墟となった家
で、身毒丸と撫子はついに、男と女として互いを認め合い、未知なる地平の道行きとなる。
公演データ
米国公演 2008年2月7日(木)〜9日(土)
4回公演ジョン・F・ケネディーセンター オペラハウス
名古屋公演2008年2月20日(水)〜24日(日)
6回公演 愛知厚生年金会館
大阪公演 2008年2月27日(水)〜3月4日(火)
9回公演梅田芸術劇場 シアタードラマシティ
埼玉公演 2008年3月7日(金)〜4月10日(木)
41回公演 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
スタッフ
作寺山修司/岸田理生
演出蜷川幸雄
身毒丸藤原竜也
撫子白石加代子
父親品川徹
小間使い蘭妖子
仮面売り石井愃一
せんさく中曽根康太
渡部駿太
※初回限定、初回生産などの表記がある場合は、無くなり次第終了または通常盤に切り替わります。また、仕様は予告なく変更する場合がございます。