高校卒業から7年。”大人の責任”に揺れる二十五歳の若者たち。
渉と園子の関係の行く末は？

【ストーリー】
松本北高校を96年3月に卒業した7人の仲間たち。卒業から早や7年目の夏・・・。
2年前、青年海外協力隊としてスリランカに渡った渉(長瀬智也)が東京に帰ってきた。しかし園子(酒井美紀)は高校の臨時教員に採用され、渉とすれ違うように故郷・松本へ帰ってくる。園子は高坂聖(横山祐)という生徒と出会う。頭は良いが家庭に問題を抱える聖はどこか「あの頃」の渉に似ていた。
慎司(中村竜)、まどか(京野ことみ)夫妻は松本で暮らし、まどかは出産を間近に控えている。優介(柏原崇)は東京で弁護士として働いているが、依頼人に都合のよい弁護をすることで法律家としての正義に疑問を感じていた。女優の夢をあきらめた冬実(馬渕英里何)は脚本家めざして工事現場で働き、茅乃(遊井亮子)は売れっ子スタイリストとして活躍中。冬実には同じ工事現場で働く菅田(永井大)との出会いもあった。ある日、居酒屋でアルバイトをして暮らす渉のもとに、芳川美里(原沙知絵)が訪ねてくる。二人はスリランカで共に働いた仲だった。「ずっと一緒にいたい」と渉への思いをさりげなく伝える美里・・・。そんなある日、聖が東京で暴行傷害事件にまきこまれ、連絡をうけた園子は急いで上京する。

【映像特典】
出演者インタビュー