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Interviewインタビュー

同期と同期
対談インタビュー

内定者が気になるポニーキャニオンの
社員を対談式でインタビュー!
ポニーキャニオンの魅力を再発見する
2025年度新卒採用サイト特別企画。

今回は「同期と同期」ということで、
アニメ・映像事業本部
アニメプロデュース1部 1グループより
宮治舞さん、
アニメ・映像事業本部
アニメプロデュース3部 P's Recordsより
渡部直さん、
音楽事業本部プロモーション部
タイアップグループより
松本紘尚さん
の2018年入社の同期3名にお話を伺いました!

それぞれの
お仕事内容について

内定者

まずは皆さんの仕事内容について詳しく教えてください。

渡部

アニメ映像事業本部の中にあるP’s Recordsというレーベルに所属しています。具体的な仕事内容としては、アニメ主題歌のプロデューサーやディレクター的立ち回り、アニメ自体に対する出資やプロデューサー業務、社内のアーティストのA&R業務、あとは新規の音楽プロジェクトの立ち上げや企画などを担っています。

宮治

同じくアニメ映像事業本部のアニメプロデュース 1部1 グループに所属しております。元々アニメ志望で、去年ようやくアニメの部署に来ました。具体的にはアニメを作る、0 から 1 にする部署なので、アニメの企画発案から資金や人集めなど、アニメをオンエアに向けて作り、人に届けるというすべての過程に携わる業務を担当しております。

松本

僕は音楽事業本部プロモーション部のタイアップグループに所属しています。プロモーション部とは、アーティストの個別の担当ではなく媒体を担当に持ち、社内のアーティストをプロモーションする部署です。この中でさらにグループが3つに分かれていて、僕が所属するのはその名の如くタイアップを担当するグループです。ドラマやアニメ、映画やCMの主題歌やテーマ曲、挿入歌の枠を社内のアーティストに引っ張ってくるのが仕事で、言わば営業職ですね。ほかにも企業のキャンペーンとのタイアップや、イベントの協賛を集めたりなど、タイアップやコラボとされるもの全般を担当する部署です。

同期の第一印象

内定者

同期はほかにも数名いらっしゃるとのことですが、みなさんの第一印象はどうでしたか?

渡部

賑やかな方たちだなと思いました。楽しそうにしてるなと。

松本

僕は逆に、みんなおとなしめだなと思ったかも。僕は結構ワイワイ騒ぐタイプなので。いい意味で各種のオタクが集まってる感じ。僕はエンタメ全般広く浅く好きで、音楽は恐らく同期の中では一番詳しいとは思うけどオタクと言えるレベルではなくて。みんなは自分の好きなものに対する造詣が深くて、育ちの良さそうな子たちだなと感じた。

宮治

話しかけやすい感じの人たち、というイメージもありますね。それがポニーキャニオンの人柄なのかもしれないけれど、人当たりがいいというか柔らかい感じです。

松本

ちゃんとみんなそれぞれの特性を持ってる立派な人たちですね。

内定者

自分たちの特徴というか、ほかの世代と比べてこの同期のカラーみたいなものはありますか?

松本

なんだろうな。分かんないな。

渡部

他がそうじゃないというわけではないけど、結構自分たちは距離感近いと言われることは多いかな。

松本

言われることは多いですけど、人それぞれですね。同期のメンバーがほとんど辞めていないのもあって、周りからはそう思われやすいのかも。

宮治

いい距離感な気がします。お互い介入しすぎない。でも飲みに行くのが好きな人たちが多い代な気がするので、誰かが声をかければ行ける人は行くという感じ。

渡部

フットワーク軽いかもね。

内定者

この3人のなかで声かけ役は?

宮治

いないです。

松本

すごい言い切ったね(笑)

宮治

同期とか後輩たちとか、みんなを巻き込んでくれる子がいると集まりやすいですね。旅行に行ったこともありましたけど、それも行きたい人が行くという感じなので。踏み込み過ぎず、良い距離感ですね。

普段の関わりや
情報共有について

内定者

普段、同期同士で情報共有などをされることはありますか?

宮治

作品によっては主題歌の方向性や案出しをすることもあるので、こういうアニメ作品に合うアーティストっている?みたいことを音楽部署の同期に聞いたり、それこそ渡部君はアニメ音楽の部署なので今も一緒に進めている企画もありますし、そういう連携はあるかな。

渡部

こうした意見交換は必要に応じて、電話とかで割とフランクにしてはいますね。

宮治

まだアイデアベースで考えていることを、実際リリースしたらどうだろうか?みたいなことを気軽に話し合ったり。

渡部

やりたい気持ちはあっても、実際にそれができるのか、ビジネスとして成立するのか、とか。やっぱりそれぞれのセクションじゃないと分からないこともあるので、そこは結構同期同士でフラットに、ご飯を食べているときに話したりもしますね。

松本

ちょっと僕は聞かれたことないので、非常に残念です。

一同

(笑)

内定者

電話などでフランクに相談できたりもそうですが、同期だからこそのやりやすさはあったりしますか?

渡部

それはあるかもね。今は宮治さんと部署が一緒なので特にそう思います。

宮治

同期だからというのもありますし、歳が近いと分からないことを素直に言い合えたり聞きやすいので、やりやすさはよりありますね。

渡部

さっきみたいに、さりげないことで連絡を取りやすいのはあるかもしれない。あと、見ているものが似ているから価値観とかが近いかも。こういう作品にはこういうバンドがいいんじゃないか、みたいな話の温度感も割と合いやすいというのはあります。

宮治

それで意見をまとめて、お互い上司にこれどうですか?ってね。

渡部

会議をするときにもうすでに固めてから行ってたもんね。

宮治

うん、そういう団結はあったね。

意識はしないけど
感化し合う関係性

内定者

程よい距離間で情報を共有したりしながら仕事をされているんですね。では反対に、お互いの活躍を意識されることはありますか?

松本

同期かどうかは関係なくて、会社の先輩後輩を意識することもあるし、他社の同年代の仲良い人とかと比べたり、俺も頑張らないとなって思うこともいっぱいあります。別にそれが同期だからって理由ではないかな。多分みんなそうだと思うけど。

渡部

同期が評価されているところを見て、すごいなと思うことはある。その上で自分も頑張ろうとモチベーションに繋がる。

宮治

そうだね。同期の濱崎くんが、2年目ときに甲子園のテーマソングにOfficial髭男dismの「宿命」を決めてきたのは、シンプルにすごいと感じました。

松本

あーすげえなあ。

宮治

ライバル視とかは全くなくて、 2 年目でそれができるって純粋にかっこいいと思ったし、制作に近い部署に早く自分も行きたいという想いはあったかもしれませんが、普通にすごいねってなった記憶があります。

渡部

当時、濱崎くんが髭男チームに近いところにいてすごいなって憧れもあったし、彼が仕事を決めてきた時に、自分たちもそういう仕事をして1 つ当てたいなとすごく思わされたりもしました。嫉妬心とかそういう感情よりは、同期が頑張ってることに影響されて、もっと自分も頑張ろうとか。もし仕事で迷ったら同期だから聞いてみようとか。良い影響を与え合えるのが同期や同世代の社員と切磋琢磨する理由にはなるかもしれないですね。

入社6年目の変化

内定者

6 年目ということで、自分のなかで成長した・変化したと実感する面はありますか?

松本

色々と成長を実感するところはありますし、逆に分かってきたからこそ自分の足りない点に沢山気づき始めてもいます。例えば僕の場合だと、この業界のさまざまな方と仲良くさせていただいているので、それは6 年間かけて築いた自分の財産だと思っているし、武器だとも思っています。年数をかけて、自分の時間を費やしてきたからこそ得たものかなと。あとは、この年次になると社内や他のエンタメ系の会社でそれぞれ活躍し始める人が出てくるなかで、自分の市場価値というか、業界の中の自分の位置付けなどを考えながら仕事できるようになってきたかなと思います。

渡部

真面目なこと考えてるんだね。

一同

(笑)

松本

真面目に答える場だから!(笑)

宮治

私は以前デジタルマーケティング部にいたので、そこでの経験が活かせていると感じます。最近だとテレビアニメ『ダークギャザリング』の劇伴 CD を制作した際に、SNSを使ったライト層への訴求案を提案しました。そういった施策の企画立案や進め方も少し経験があったおかげで、自分の知見を活かした制作、宣伝施策ができたかなと最近実感しましたね。あとは、やりたいことを達成するということだけじゃなくて、どうしたらそこにお金が生まれるのか、会社としてメリットが生み出せるのか、といったようなビジネス的な視点を意識できるようにはなったかなと思います。

渡部

僕は1年目がCDショップの営業で、2年目にアニメのマーケティングの部署に移り、4年目から今の部署なのですが、1年目の頃はいかに自分の意志や会社に求められていることを通すか、という考え方で割と直球でぶつかっていました。でも最近は、取引先の方にも正義や目指しているところがあって、そこも加味して結果的に良いところに着地できたらwin-winだよね、という考え方に変わったかもしれませんね。正直最初は自分のことだけを考えているところがあったんですけど、相手の気持ちが分かるようになって、より柔軟に対応できるようになってきたところです。

松本

大人になったってことですね。

同期へのリスペクト

内定者

同期同士で、お互いにリスペクトしているポイントはありますか?

松本

(同期と)あまり一緒に仕事をしたことがないので、仕事のやり方とかどういう軸で動いているのかが分からなくてなんとも言えないんですけど、単純に自分の知見のないことを上手に回していることがすごいなと思います。

宮治

例えばここの2人だと、松本くんは本当にコミュニケーション能力が高くて頭の回転が速いので、社外の人と向きあうような、いまのタイアップ業務は天職だと思います。これは他の同期とも話します、この業務ができるのは松本くんだからだよねって。渡部くんは、自分のペースで意見を真っ直ぐ伝えられるタイプなんですよ。先輩や上司、社外の相手にもしっかり自分の意見を伝えられるので、制作として若手で渡り合っていけているのは、そこが活かされているんだなと思っています。

渡部

照れるね。

松本

確かに。

渡部

宮治さんは、調整したり人を立てたりすることがすごく上手いので、アニメの委員会などで色んな考えを持った人たちがいる場を上手く回すのはすごく得意だと思います。今一緒にやっている仕事も上手く回っていて、そういうところは良いなって。(松本さんは)僕と本当に真逆の生き方をしている。色んな人と仲良くなれて、自らコミュニケーションを取りに行くその姿勢は、本当にリスペクトしています。

3人の目指す
これからのエンタメ

内定者

これからのエンタメをどう盛り上げていきたいかなど、ビジョンがあれば教えてください。

渡部

今の世の中では、エンタメ自体に価格がつかないという状況が起きていると思っています。お客様の中にはもちろん、CDを買ったりダウンロードしてくれる人もいるんですけど、どちらかと言うとサブスクリプションサービス事業者に料金を支払って音楽を聴く、という方が多い。こうしたなかで、お客様の思っていることと自分たち売り手の狙いとの齟齬が出ないようにしていかなければな、というのは今思っていることの1つです。

宮治

私は、エンタメの消費の仕方が多様化していると感じています。アニメであれば、テレビアニメに限らずNetflixなどの配信サービスでの視聴や、見る速度も倍速にしたり。短尺映像が主流になっている今、これまで作ってきた制作物ではユーザーが飽きてしまっ、て見られなくなってしまうんじゃないかなとも思っています。そのなかでどういうものに需要があって、どうしたら見てもらえるのかを考えて作品づくりをしていかなければいけないし、オリジナルIP を作って、それを活用してビジネスを成り立たせていくということが大事だなとも思います。

松本

一昔前に比べたら楽曲を作るハードル自体もすごく下がっていると思うし、ある日急にTikTokでバズってヒット曲が生まれたりするわけですよね。アーティストや楽曲の数もとても多い。そのなかで、レコード会社がハンドリングをしてヒットを当てていくということは、徐々に難しくなっていっているんだろうなと感じています。だからこそレコード会社でメジャーレーベルとして契約してもらえることのメリットであったり、アーティストに対する向き合い方を考え直さなきゃいけないんだろうなと思うんですよ。メジャーレーベルと契約する付加価値のなかで、タイアップを取るというのは大きなこと。クリエイターやコンテンツの数が増えるなかで、敢えてポニーキャニオンと契約することのメリットを見せていかなければな、という思いで日々勤しんでいます。それは今後も変わらないかな。

就活生への
メッセージ

内定者

最後に、これからエンタメ業界を目指す学生、ポニーキャニオンを目指す学生に向けてメッセージをお願いします。

渡部

とりあえずやってみよう、自分の分からない分野だけど挑戦してみよう、という気持ちは大事かな。自分の得意なジャンルはもちろん大事にしつつ、ほかのエンタメにも広く興味を持って臨んでいただくと結果として良いのかな、と思います。

宮治

エンタメ企業は「楽しい」を作る場所なので、大変だと思うけど就活も楽しんで、自分のやりたいことへの熱量を持って、後悔なく臨めるのが一番かなと思います。頑張ってください。

松本

今はエンタメの消費の仕方やエンタメの形が劇的な変化の渦中にあって、TikTokなどの僕らの世代であまり触れてこなかったようなものが主戦場にある、そういう時代になってきていると思います。皆さんが普段ただの遊びで、楽しいという気持ちだけで見てきたものや使ってきたものがそのまま武器になる業界ですし、そういうお仕事だと思います。なので自分の好きなものを明確にして、就活のなかで語り尽くしてほしいです。頑張ってください。