🙂
MyPage
💌
Entry

Interviewインタビュー

上司と部下
対談インタビュー

内定者が気になるポニーキャニオンの
社員同士を対談形式でインタビュー!
ポニーキャニオンの魅力を再発見する
2025年度新卒採用サイト特別企画。

今回のテーマは「上司と部下」ということで、
音楽マーケティング本部より
音楽マーケティング部部長の石井慎一さんと
部下でデジタルプランニンググループに
所属する石川珠有さんにお話を伺いました!

音楽マーケティング部に
ついて

石井

音楽マーケティング部のデジタルプランニンググループが昨年10月にできました。音楽マーケティング部は、色々な楽曲を作ったり、制作の全体をプランニングしたりする音楽の制作部署と一緒に動いて、音楽配信やCDの売上の最大化を目指していく部署です。この中のデジタルチームとしてデジタルプランニンググループとデジタルセールスグループがあります。 デジタルプランニングループでは、 音楽配信でどうやって仕掛けていくか、ソーシャルメディアを使ってどのように発信していくか、などを考えます。デジタルだとデータが見られるので、分析して制作の人たちにフィードバックして、次の戦略への活かし方などを考えます。最近では自社のアーティストや楽曲を海外に向けてどう出していくか、ということもデジタルのデータを見ながら制作部と一緒に戦略を練っています。 デジタルセールスグループでは、デジタルプランニングループでプランニングしたものなどを受けて、iTunesやApple Music、Spotifyなどの音楽プラットフォームへの営業を行います。Spotifyで色々な企画をしたりとか、Apple Musicでは番組に自社のアーティストを出演させたり、それぞれのプレイリストに入れたり、などの動きをしていますね。 この、音楽制作の部署と私たち音楽マーケティング部のデジタルセールスグループ、デジタルプランニンググループの3角形、1チームで動いています。

二人のご関係について

内定者

お二人の最初の印象について教えてください。

石井

最初の顔合わせってオンラインだったっけ?

石川

はい。入社当初はオンラインとオフライン半分ずつのような感じで、配属されてから最初に石井さんのお顔を見たのはオンラインでしたね。

内定者

石井さんの事前情報などはありましたか?

石川

ありましたね。一番最初に石井さんについて浮かんできたキーワードは、以前担当をされていた「BTS」だったんですよ。先輩の方に石井さんがBTSを連れて歩いている動画を見せてもらって「超凄い人じゃん!どうしよう!」と思っていました。

内定者

石井さんの方では石川さんについての最初の印象はどうでしたか?

石井

とにかくライブハウスに通いまくっていたというのと、自分でそのライブレポートも書いてたというのは知っていたので、自分も入社当時は音楽志望でしたし、今も音楽マーケティング部なので、この子はおもろい!という第一印象でした。実際、仕事が始まって早々から、色々仕事振ったもんね。

石川

そうですね!1年目からたくさんやらせてもらいましたね。

入社していきなり
番組MC?!

内定者

入社して早々、色々な仕事を振られたとのことですが、印象に残っている仕事はありますか?

石川

入社した当初は今のデジタルセールスのような営業を担当していたんですけど、入社して担当したお仕事で印象に残っているものは3つほどあって、1つ目がApple Musicの担当で、責任としてはすごく重かったですけど楽しかったですね。2つ目がearly Reflection(アーリーリフレクション)という新人アーティストの開発プロジェクトがあって、その主催ライブを担当した時に、「当日のレポを書いてみて」と言われて、入社一年目ながら書かせていただきました。3つ目はポッドキャストのMCですね。毎月ゲストのアーティストを選んでその人とラジオを録るんですけど、それがとても印象に残ってますね。

内定者

入社していきなり!?

石井

彼女の事前情報から、これは彼女がやったら面白いかもって思ったんですよね。多分最初は戸惑いもあったかもしれないですけど。

内定者

すごいですね!石井さんの監督のもと、石川さんに仕事を振っていったんですか??

石井

全部を管理するってことはしなかったですね。自分も当時はマネージャー職だったんですけど、さっき彼女が言っていたApple Musicの仕事は彼女と二人三脚でやってて、そもそもの営業の仕方とかそういう基本的なことはしっかりと教えてサポートしていました。その一方でポッドキャストは元々フォーマットがあるわけでもないし、割と自由にやってもらった方がいいなと思っていて、「こういう風に喋ってほしい」とかもなく、「いいと思うままにやってみて!よろしく!」みたいな(笑)

内定者

石川さんは石井さんに「よろしく!」って言われたときの感情はどうでしたか?

石川

ネガティブな感情は一切なくて、逆に「やっていいんだ!」ってポジティブに受け止めましたね。笑)本当に自由にやっていいよ、という感じだったので、じゃあ自由にやらせていただきます!と楽しんでやっていました。Apple Musicのお仕事に関しては先方がいるので、しっかり抑えるところは抑えないといけないんですけど、当時はルールが全然わかっていない新入社員だったので、石井さんにしっかり教えていただいて、安心して仕事を進めることができました。

内定者

クライアントがいる仕事に関してはしっかり基本を教えていただきつつ、その一方で型がない仕事に関しては石川さんの能力を発揮できるように好きなようにやっているということですね。

石川

でもクライアントがいるようなお仕事に関しても、絶対にこうしようみたいなのは無くて「珠有ちゃんなりにアレンジしていいよ」とか、資料の送り方とか意見交換を上司部下関係なくみんなでしながら変えていったりというのはありました。

マニュアルの無い仕事を
任せることが
成長につながる

内定者

石井さんは凄く放任的なマネジメントですね。こうしたマネジメントをする背景には石井さんの今までの経験が関係しているのでしょうか?

石井

彼女と会った時、自分がマネージャー職になりたてということもあって、マネジメント職というものがまだ手探りな部分もあったんで。ただ、自分も元々いた部署で割と任せてもらえるところは任せてもらうことで、成長できたことがあるのではないかと感じ、部下にもそうマネジメントを意識しています。もちろん、基本的な大枠は教えますが、現場で色々やっていくなかで自分がこうした方がいいと思うことは、もう上司部下関係なくどんどん提案しあって変えて行くべきだと思っています。

内定者

石川さんがお仕事の話をするときに本当に楽しそうだなと思っていましたが、その理由がわかりました!

石川

石井さんは懐がとても深く、それは今までのお仕事の経験とかそもそものお人柄というところもあると思うんですけど、そうしたところに私はぶら下がらせてもらいながら、安心して思いきって仕事できている感覚はとてもあります。これからも石井さんから、たくさん学ばせていただきます!

内定者

こんなにも伸び伸びとお仕事をして活躍されている石川さんから逆に学ぶこともありますか?

石井

彼女が2年目の頃にYouTubeの大きなプロジェクトがあったんですね。それを彼女中心に進めてもらったんですけど、それも元々型があるようなものではなくて、自分が完璧にガチガチに決めたレールを作ってあげるというよりも、彼女自身が色々な人に意見を聞きながら形にしていってフォーマット化していくプロジェクトがありました。こういう型の無いところから形にしていくような仕事を任せるのはいいことなんだなと思いましたし、実際彼女もどんどん成長していくんですよね。ガチガチに全て固めて、全部マニュアル化して、この通りどうぞっていう仕事もあるんですけど、そうじゃないマニュアルの無い仕事が成長に繋がるんだなっていうのを目の当たりにして、学ばせてもらいました。

コミュニケーションが
円滑な仕事に繋がる

内定者

ここまでお話を聞いていて、上司と部下の「縦」の関係というより「横」の関係のような、フラットな関係性だと感じたのですが、石井さんはやはり「コミュニケーション」を大事にされているのでしょうか?

石井

そうですね。普段から質問しやすい雰囲気を作るために、いつも仕事以外の話とかくだらない話とかをしてコミュニケーションを取るようにもしています。先ほど話したようにざっくりと仕事を任せるときもあって、そういうときにわからないことって絶対に出てくるので、すぐに自分に質問がしやすいような環境づくりをしています。

石川

今聞いていてもうめちゃくちゃ納得したんですけど、私も今回のインタビューを受けるにあたって石井さんの今の印象などについて改めて考えたときに、「今も昔も変わらず、石井さんはずっといつも石井さん」なんですよ!

石井

どういうこと?(笑)

石川

部下でも上の人でも、社外の人でも、誰に対してもいつでもフラットでナチュラルな佇まいでいらっしゃるんですよ。そういう面が社内外の方々に愛される理由だと思いますし、本当に質問しやすいので色々と頼りやすくて、いつもありがたいなと思っています。この部分をすごく意識していただいているということがわかったので今すごく納得しちゃいました。実は石井さんの取り合いになるときがあるんですよ(笑)会議室から帰ってきたら石井さん待ちの列ができる、みたいな。なんかそういうのって普通じゃないなって、改めてありがたく感じています。

石井

質問しやすいようにコミュニケーションを心がけてると言いましたけど、根っこまで言うと、多分自分はすごく寂しがり屋なんですよ。人がいたら話したくなるのも含めて、別に部下だからとか上司だから、というのは関係なく、そもそも普段からコミュニケーションを取りたいんだろうなと思っています。だから逆に言うと今はちょっと仕事に集中したいんだけどってときも、たぶん無駄にみんなに話しかけることもあるかな。その空気感には気をつけています(笑)

内定者

石井さんのすごさを感じました!逆に石井さんから見た石川さんの魅力はありますか?

石井

論理的に考えて、物応じせず伝える力ですね。我々のチームは新人から大きいアーティストまで、色々提案をしていきます。そこでも物応じせず、しっかり下調べをしてデータを固めて説明をするので、例えばプロデューサーのような相手にも納得してもらい、企画を納得どんどん進めていく力にすごく長けているなと思っています。

内定者

物応じせず伝えられるという点では石川さんもコミュニケーション力があって、そう考えると実はお2人とも似ていらっしゃるのかなと思いました。

石井・石川

確かにそうかもしれないですね(笑)

内定者

コミュニケーション力がこの仕事をする上で非常に大切なんだとわかりました!コミュニケーション力以外にも、こんな人がこの部署に来たら面白くなりそうだなという人物像はありますか?

石川

情熱を持って語れるような好きなものを一つでも持っている人かなと思います。好きなことって、どれだけ人見知りでもみんな喋れるじゃないですか。自分が本気で好きなものに対しては熱を持って話せる、そんな人と働きたいなって私は思います。

石井

自分は「とりあえずやってみよう」というマインドがある人が仕事を面白くできるかもと思います。何かをやろう!ってなった時に、否定から入ることは絶対避けた方が良いかなと思っていて、最初から面白いことを閉ざしてしまうのはなんとなくもったいないです。特に音楽は、このアーティストがヒットしたからそれと同じことをやれば同じヒットが出る、というわけでもないんです。「常に何か面白いことを考えてやっていこうよ」「とりあえずやってみようよ」というマインドを持った人の方が、色々なアイデアが出て、この部署だけでなくエンタメ業界を面白くできるのかなと思っています。