INTERVIEW
坂本 彩
アニメクリエイティヴ本部
プランニング戦略G
コンテンツの根幹を考えながら
宣伝していく
【経歴】2016年新卒入社
音楽のWeb宣伝と音楽配信業務を担当→現部署で宣伝を担当
【大学時代に熱中したこと】(アメリカ留学の経験から)旅行。一番刺激的だったのはメキシコ!
【好きなエンタメ】音楽、映画
【最近の家での過ごし方】お酒を飲む、映画を観る
【座右の銘】無いものを嘆くな、あるものを活かせ(パナソニック創業者の松下さんの言葉です)
現在の部署とお仕事の詳細について教えてください
坂本: アニメクリエイティヴのプランニング戦略グループに所属していて、現在は主に声優アーティストの宣伝が多く、現在は内田真礼さん、女性声優8人の声優ユニットのDIALOGUE+(ダイアローグ)、「CUE!」というゲームアプリから生まれたAiRBLUE(エールブルー)や、harmoe(ハルモエ)などを担当しています。
声優アーティストの宣伝の内容は、日常的にやっている部分ではSNSや公式サイトの更新、CDなどのパッケージ商品発売タイミングでは、テレビやラジオ、雑誌などの媒体の方々と連絡を取り、メディア露出のタイミングを決めて撮影やインタビューなどの取材を実施します。プロジェクトごとで若干仕事の内容が少し変わってきますが、ライブの日程が決まったらそれに向けて振り付けのメニューを組んだり、ジャケット撮影やMV撮影のスケジュールを事務所様と調整したりなど、制作に関わる部分もあったりします。少しイレギュラーですが、撮影衣装をアーティストさんと一緒に街に買いに行くこともありました。そのアーティストを色々な方に知ってもらうためのタネを撒いたり、ファンの皆さんが引き続きそのアーティストを応援してくれるために何をしたら良いか?を考えて実行していく感じです。
幅広い業務内容ですが、その中でやりがいを感じるのはどんな時ですか?
坂本: ライブでお客さんが目の前で感情をあらわにして喜んでいたり、感動して泣いたりするところを見るときです。入社したてで音楽(邦楽チーム)の宣伝をしていた頃は、作られてきたものをいかに広げていくかを考えるのが主な仕事でしたが、アニメの部署に来てからは、制作のところにも関わるようになって、コンテンツの根幹をどうしていくかをこれまで以上に考えるようになりました。もちろん色々な企画をするにあたって、細々としたことを積み重ねていく大変さもありますけど、お客さんにそれが届いた時に「本当にやってよかったな」と、今までの苦労が全部吹き飛ばされるようなやりがいを、この部署に来てから初めて感じられています。
仕事をする上で心掛けていることはありますでしょうか
坂本: 最近特に心掛けているのは、お客さんが何を考えているかをよく見ることです。膨大なデータを見るよりも一人の物凄く濃いファンの方の声に耳を傾けることからも、次に活かすべきヒントが見えてきたりするので、そういった声は特に意識しています。
あとは、自分自身がアニメ作品、アニソンやアイドル音楽が好きなこともあって、「自分がファンだったらこれは嬉しいなぁ」を考えつつ、コンテンツが継続できるか持続性があるかというビジネス的な視点をあわせて落とし所を考えたりなど、日々悩みながら仕事をしています。
また、この変則的な世の中で、2020年はお客さんの中でもエンタメに対する温度差が出た1年だったので、状況に合わせてお客さんのケアをしていかなければならないと考えています。
変わりつつあるエンタメ業界における、ポニーキャニオンの強みは何だと思いますか?
坂本: 同業他社の方のお話を聞くと、ポニーキャニオンは割と自由なのかなという印象です。融通が利くというか、新しいことに色々チャレンジしていかないと生き残れない業界になっているという事実を受け止めている会社かなと思います。例えば昨年(2020年)の春に緊急事態宣言が発令された際に、一旦担当アーティスト達のライブが全部中止・延期になったのですが、可能な部分はオンラインに転換してみようと、その切替のスピードの速さに驚きました。その他にも、「これやってみませんか?」と言った時に、面白いね!とオープンな意見で受け入れていただけることが多いので、モチベーションが高く仕事をし続けられているのかなと思います。
その他にも個人的に思うポニーキャニオンの良さは何ですか?
坂本: 働いている人の性格がとにかく良いところです!また、エンターテイメント業界なので、個性的なアイデアを持っている方や面白い人がたくさん集まっているのが楽しいです!
就活時代を振り返って特に記憶に残るエピソードはありますか?
坂本: 就活の雰囲気自体が本当に苦手で、人生の中で一番ストレスが溜まっていた時期かもしれません。(笑)なので、息抜きというか、自分が好きだなと思うこと、例えば音楽や映画、気分転換に散歩など、ちょくちょく取り入れた方が精神的にもいいと感じました。
一つ未だに覚えていることがあって、最終選考手前くらいまで行って落ちるという日が続き、精神的に追い込まれていた時期があって。そんな時、気分転換にテレビで「イッテQ!」をぼーっと見ていたら、イモトアヤコさんがダムに登る企画がありまして、その企画の中で「限界だと思った先から勝負」という、熱血漫画みたいなことを仰ってたんです。それを聞いた時に「ああ、頑張らなくては…」とめちゃくちゃ泣きました(笑)。予想していない時にふとした言葉で救われるってありますね…。なので心がダメになりそうな時は、とにかく気分転換!休憩!です!
「一緒に働きたい!」と思う人はどんな人ですか?
坂本: 何でも「面白い」に変えられる人、と一緒に働きたいなと思います。色んなものを面白がってくれて、これとこれを掛け合わせると面白いのでは?とか、ちょっと行き詰まってもこうすれば面白くなりそう!と考えられる人に刺激をもらいたいです!