INTERVIEW
濵口 真央
ビジュアルクリエイティヴ本部
プランニングG
「自分事」を作品に置き換えて
プランニングする
【経歴】2019年第二新卒入社
新卒時にはテレビ局のグループ会社でwebディレクターを3年務める
→ポニーキャニオン現部署にて宣伝業務を担当
【大学時代に熱中したこと】大学に往復5時間かけて通学。通学の時間での読書。特に文学史、シェイクスピア等。
【好きなエンタメ】お笑い。毎週新宿の劇場に足を運ぶ。
好きなお笑い芸人は「怪奇!YesどんぐりRPG」「ジャルジャル」「Aマッソ」等
【最近の家での過ごし方】筋トレとランニング
【座右の銘】「寧静致遠(ねいせいちえん)」誠実でなおかつこつこつと努力を続けることで、遠くにある目的を到達することができるという意味。
「父が好きな言葉なのでその影響です。笑」
現在のお仕事について詳しく教えて下さい
濵口: 主に映画や舞台のパッケージの宣伝をしています。グループ内で人によって担当が違い、私は邦画中心で担当しています。
パッケージ宣伝がメインなんですが、私はビジュアルクリエイティヴの開発部案件の宣伝も担当していて、アーティストの宣伝プランニングとYouTubeの新規企画、IP開発のチームにも関わっています。開発部は新規企画開発を行う部署なので、0→1を作る会議から参加しています。宣伝という視点だけではなく、チームの一員として制作に近い意見や、若手社員としての意見を求められる場面もあります。
実際にお仕事の流れとしてはどこからどこまでやっているんですか?
濵口: 主にパッケージを発売する前の情報解禁から発売までのプランニングを行ってます。例えば解禁の時に山場を作って、媒体に出す。取材を入れて盛り上げる等のプランニングや計画を立てて行く事がメインになってきます。自分が何をやりたいのか、何を好きか、どういうものを作れば多くの人が好きになってくれるか、という風にコンテンツを根本から深堀して考えていきます。
次にターゲットを決める際にも、細分化して、女性だったら何歳ぐらい?どういう仕事?家で過ごす事が多い?という風に細かく決めていきます。ターゲットに合う宣伝を意識して、発売日までの道筋を作っていくことを意識しています。
今までで大変だったことや、やりがいはありますか?
濵口: やりがいは毎回作品に携わる毎に感じているんですが、特に自分が入社前から好きだった映画のパッケージ宣伝を担当できたことが、特に嬉しかったです。
今まさにやっているYouTubeの企画では、以前から一緒に仕事をしたかった会社や作家さんとお仕事を出来ることになり、それも喜びの一つでもあります。徐々にどういう企画にしていくか、0から育てていく所をチームで一緒に考えていけるので大変ではありますが勉強になります。
お仕事をすることで心がけていることはございますか?
濵口: 興味あること、推しへの思いを大切にする、ユーザー視点を忘れない。というのがテーマとしてあります。
私はお笑いが好きなんですが、自分はどうしてこの人を好きなのかな?という理由の部分をしっかり言語化する能力が大事だと思っています。自分が企画や宣伝で起用していく方(タレントさん等)やその媒体の特徴を理解して、しっかり言語化出来れば、ターゲットの特性も自ずと分かってくると思います。こういった「自分事」を作品に置き換えて宣伝プランを立てるようにしています。
女性から見た時のポニーキャニオンの働きやすさを教えて下さい
濵口: いい意味で男女に差がないという点ですね。私の上司は、少し生意気な意見を言ってしまってもしっかりと受け止めてくれます。男女関係なく、それぞれの仕事をよく見てくれていると感じますね。
ビジュアルクリエイティヴ本部では、配信事業も視野に入れてお仕事されてるんですか?
濵口: 配信権を持っている作品もありますし、そうじゃない作品もあるので様々なパターンがあります。過去に担当した邦画は配信権もあったので、配信の促進も視野に入れた宣伝プランを立てました。
同業他社と比べてポニーキャニオンの強みって何ですか?
濵口: このコロナ禍で音楽やライブメインの会社は大変なところがあるなと思っています。その点ポニーキャニオンは総合エンタメ企業で、色んなエンタメに強く、コンテンツホルダーなので、1つのコンテンツで利益が出なくてもそれを補える別のコンテンツがあります。そこがポニーキャニオンの強みかなと思いました。
ポニーキャニオンに入社を決めた大きな決め手はなんですか?
濵口: 音楽・映画だけではなく、地域創生など多くのエンタメコンテンツを扱っていて、幅広い挑戦が出来そうというのが大きかったです。
あと、面接が進んでいくにつれて、社員の方がクレバーで、自分主体で動いている方が多いなと感じ、こういう風になりたいという憧れを抱く様になりました。
入社後の今は、自分も作品に対しての思いや意見を制作の方に伝えることが少しずつ出来ている気がするので、ほんの少しですが憧れに近づけた気がしますね。意見を言いやすい環境も整っていると思います。
どんな後輩と一緒に働きたいですか?
濵口: 入社したばかりの頃はちょっと生意気でもいいかな、と思っていて(笑) 基本的に最初は緊張するし、自分の熱い気持ちとかを伝え辛いとは思うんですけど、生意気でも見当違いでも、遠慮せずに「自分ならこう思う」「自分にとっての好きな気持ちはこうだ!」という思いをぶつけてくれて一緒に考えられる後輩と働けると嬉しいです。また、生意気を言ってもらえるようなフラットな先輩になりたいですね。