INTERVIEW
井上 遼香
ミュージッククリエイティヴ本部
プロモーション部 メディアプロモーションG
枠のないエンタメに挑戦したい
【経歴】2019年新卒入社
社からミュージッククリエイティブ本部プロモーション部にて媒体への宣伝を担当。
【大学時代に熱中したこと】ダンス / テレビスタジオ照明
【好きなエンタメ】音楽・映画・ダンス
【最近の家での過ごし方】YouTube・Netflix
【座右の銘】やらない後悔よりやって後悔
現在のお仕事の内容を詳しく教えてください
井上: 媒体に向けてプロモーションを行うプロモーターをやっています。私は主にテレビ・ラジオを担当しています。テレビでは音楽番組とか情報番組、バラエティのゲスト出演、あとはドラマのテーマソングのタイアップなど各番組やタイアップ先とやり取りをしたり、
ラジオでしたらゲスト出演のブッキングや楽曲オンエア促進など、アーティストのメディア展開の窓口となる仕事です。仕事の流れとしては、情報入れ〜ブッキング〜各所調整〜収録・生放送など本番、となります。当日の現場はアーティストと局の間に立って収録がスムーズに進むように調整・進行をしていく仕事ですね。
担当している局に関しては、ポニーキャニオン所属のアーティスト全てのメディア展開の窓口をしています。アーティストによってアプローチの仕方はそれぞれなんですけど、新人や若手のアーティストだったら、まずアーティストを知ってもらうところから始まります。みんな知っているという土壌があるアーティストであれば、新しい曲の魅力や作品に合う企画を話したり、そういう提案をしたりもしますね。
相手が受け取りやすいようにプレゼンすることを心がけています。
今までで一番大変だったことはどんなことですか?
井上: 物理的にという感じですが、1ヶ月の間にテレビの音楽番組の出演が7本、その中でも1日で3本重なってしまった日がありまして、その日は体が4つくらい欲しかったですね(笑)。各番組現場で、突発的なトラブルなどもあって、どこの現場行っても謝りっぱなしみたいな感じで(笑)配属されてそこまで経っていない新人だったので、色々わかっていない状態っていうのもあって…。各所ご迷惑をおかけしてしまったのですが、先輩方や局の方にも助けていただいて、たくさん経験値を積ませてもらえた1ヶ月間でした。今だったらもう少し上手く仕切れていたかな〜と思いますね。
ポニーキャニオンは若手にも仕事を任せて自由にやらせてもらえる良さがあると思います!
その中で、どんな時にやりがいを感じますか?
井上: 自分がブッキングした番組でアーティストに反響があった時ですね!視聴率がよかったとか、ツイッター・ストリーミングとかで良い反応が見られたりとかすると、頑張ってよかったと思いますね。
あとは、アーティストの歌唱しているところやインタビューに立ち会うことができる仕事なので、それもすごく嬉しいですね。
コロナ禍での仕事の変化はありますか?
井上: 局によって対応が違うのですが、直接局の方と会うのが難しくなってしまって大変な部分はありますね。
まずは番組情報が掴みにくくなってしまいました。今までだったら毎日のように局に行って大切な話から世間話まで会話したり、アタックしたことない番組の方に突撃営業みたいなこともできたんですけど、今はそれができないので、関係値のない番組にブッキングするのが少し難しい状況ですね。
あとは、メールや電話だけだとちょっとした解釈のズレが起きていて気づけない時もあって、それが収録当日に分かるとアーティストの見え方に関わってくるので、出来る限りアポイントをとって会いに行くか電話などで会話して確認をするようにしています。
なぜポニーキャニオンに入社を決めたのですか?
井上: 以前はテーマパークの運営会社で働いていました。大きくはエンターテイメントの括りと思って入社したのですが、実質的な業務は好きなことと仕事が完全に分別されているような感じで。好きなことにより近い仕事をしたいと思って転職を決めました。
その中でポニーキャニオンに入社を決めたのは、社風ですね!面接の時の穏やかな雰囲気がすごく自分に合っているなと感じて。特に3次面接のときに、「私この時間カフェでお茶してたのかな?」っていうくらい自然に、ほとんど緊張せずに話せたことが印象的でした。素に近の自分で挑めたのが良かったなと思いました。
入社してからのギャップはありますか?
井上: 個人的にはそんなにないです!
同業他社の方とも関わったりしますか?
井上: あります!プロモーターのお仕事は情報戦みたいなところがあるので、ライバルでもあるのですが、それよりも助け合うことが多いですね。他社プロモーターの動きを見るのもとても参考になります。
「こんな人と働きたい!」と思う人はどんな人ですか?
井上: ある程度の一般常識があって、コミュニケーションが取りやすいといいなと思います。
あとは何かしらエンタメが好きなことではないでしょうか。他の業界と違って、エンタメ業界はエンタメが好きじゃないと辛いと感じることもあるはずなので、そこは大事だと思いますね。
ポニーキャニオンにはどんな社員が多いですか?
井上: 沢山の人が関わってお仕事が進んでいくので、人付き合いが上手でコミュニケーション力が高い人が多いと思います!
好きなものが「広く浅い」のと「狭く深い」のでは仕事をする上ではどちらがいいと感じますか?
井上: どちらも役立つと思います。広く浅いタイプの人は視点が沢山あるので、様々な垣根を超えたことをできるかもしれないし、逆に狭く深いタイプの人は専門的な知識で戦えると思うし、どちらの良さもあると思います。
今後はどんな仕事をしていきたいと考えていますか?
井上: 一つの作品が世に出ていく中で、本当にいろんな人が関わっているので、違う視点から見てみたいなというのはありますね!様々な経験がしたいなと思っています。
今後の目標などはありますか?
井上: 難しい質問ですね(笑) ポニーキャニオンに入社した理由にも関わるんですけど、枠のないエンタメというか、一つのジャンルに囚われずに色んなものを組み合わせた事業ができる場所だと思うので、そういった挑戦も今後してみたいなと思っています!