INTERVIEW

各々の個性を認めてくれる
環境があるのも
この会社の魅力だと感じています
ミュージッククリエイティヴ本部
プロモーション部2グループ (2018年入社)
淺井かりんさん

今の仕事内容を教えてください。

私の所属しているミュージッククリエイティヴ本部 プロモーション部2グループは紙媒体(新聞、雑誌など)とWEB媒体での音楽全般の宣伝を行なっています。基本的には、1グループがラジオやテレビ局を担当しているのですが、私は2グループでの業務に加えてラジオ局2局を担当しています。
具体的には、アーティストの作品リリースが決まったら、今回の作品はどういった露出・売り出し方をして行くかをプランニング部のアーティスト担当や制作部の制作担当から聞いて、それを踏まえた上で自分の担当している媒体では、どんな宣伝をするか、アプローチの仕方などを考えます。雑誌やWEB媒体に取材をしていただくために、担当編集者の方に対してアーティストを売り込みながら取材日の設定などをします。取材後は、原稿や写真チェックを経て雑誌等に掲載されるというのが一連の流れになります。

それではラジオ担当というのは、どのような業務なのでしょうか

ラジオ番組のゲストとしてアーティストを出演させてもらう交渉や楽曲をOAして頂く為のプロモーションを毎週のようにしています。ラジオやテレビ局担当のプロモーターは、外に出ていることが多いかもしれないです。ラジオは紙媒体やweb媒体と違ってアポイントを取らず、突撃訪問で行くことが多いです。どうしても自社アーティストをゲストで出演させてほしい番組のディレクターにプロモーションするために、出待ちのような形で一日中ラジオ局にいたり、時間帯によっている人が違うので午前と午後に分けてプロモーションに行ったりしています。

仕事をする中で大変なことや努力していることはありますか?

大変なことはもちろん沢山あるのですが…そもそも私すごく人見知りで…慣れると全然そんなことないんですけど、先輩から「プロモーターとしてそれどうなの!?」って言われるほど最初は人見知りだったんです。(笑) 学生時代にラジオをよく聴いていたということもあって、入社後にラジオ担当をできたら良いなと思っていた中、運良くラジオも担当させていただく事になり嬉しかったのですが、いざ担当になってみるとそう簡単に思い通りには行きませんでした。プロモーターとして、媒体の方々にまずはポニーキャニオンのプロモーターとしての自分を知ってもらわなきゃと思い、自分を売り込むことから始めました。相手に知ってもらったうえで、自分なりのプロモーションでラジオのディレクターに作品を売り込まなければならないので、本当に細かいコミュニケーションが大切な仕事だと思いました。
配属後の数ヶ月はラジオ局の人達に自分を覚えてもらいつつ作品のプロモーションをするということを必死に頑張りました。 最近はプロモーションしに行った時に世間話やお互いの近況報告などをできるくらいコミュニケーションが取れるようになったので、まだまだこれからですがやっと楽しさが感じられるようになってきました。あと、先輩方に質問をして意見を聞いてアドバイスをもらったりということを心がけるようにしています。1人で悩んで時間を無駄にするよりは、自分で考えた内容を共有しつつ、先輩方からアドバイスを頂いたうえで業務を進めるということが大事だと感じています。内定をいただいて入社までの間も会社に来るたびに仕事のことをよく質問していましたし、隣のデスクの先輩にも1日に何回も質問することもあるんですが、それでも先輩は文句ひとつ言わず丁寧に教えてくださって、そのおかげで成長スピードが上がったのではないかなと思っています。あとは自分の担当媒体の取材やゲストのブッキングがなかなか決まらなかった時は悔しいですね。先輩たちの電話での対応を聞いたり、CCで入っているメールのやりとりを見て、媒体との交渉方法などを常に学び取れるように努力しています。学び取ったものを自己流にアレンジしてプロモーションに活かしています。

ある一日の仕事の流れを教えてください

10:00 出社
10:00-13:00 メールチェック・CDの発送などのデスク業務
13:00-14:00 部署の人とランチ
14:00-15:00 打ち合わせ・メールチェック
15:00-19:00 ラジオ局へ(アーティストのプロモーションや他社のプロモーターとの情報交換など)
19:00 直帰 または 媒体の方と食事

担当する局で、深夜の番組などにアーティストが出演する場合は、立会うこともあります。そういう時は、翌日は出社時間を遅らせたりして調整します。

今後やりたいことは何ですか?

芸術学部の出身なのですが、アート系に関心がある学生に向けたプロモーションを行いたいという所属アーティストがいて、今、自分の母校を絡めたプロモーションを企画している最中なんです。少しずつ仕事に慣れてきたということもあり、最近になって自分が取り組んでみたいプロモーションというのが見えて来た感覚があるので、今はそれを最後まで完結させたいという思いがあります。もちろん至らぬ点も多々あるので先輩方のアドバイスを聞きながら進めています。
やりたいこととはちょっとズレますが…配属されて間もない頃、新しい環境に慣れず精神的に結構しんどくて、自分はプロモーターに向いていないなぁって毎日のように思う時期があったんです。そんなときに所属アーティストのライブを観ていたら、そのアーティスト担当の先輩社員が、お客さんとアーティストが一体となって盛り上がっている様子を見てとてもニコニコしていている場面に遭遇して(笑)。仕事をやっているとこういう場面でやりがいを感じられるのかと、とても救われた出来事がありました。

ポニーキャニオンってどんな会社ですか

良い意味でファミリー感がありますね。すごく居心地が良いです。ほどよい距離感でみんなが仕事をしているように感じます。私の場合はちゃんと怒って欲しいタイプなので、しっかり自分のために怒ってくれる人がいるのはとても有り難いです。その一方でちゃんと褒めるときは褒めてくれますし、困ったり悩んだりしているときはしっかり話を聞いて解決までの道筋を教えてくれます。 各々の個性を認めてくれる環境があるのもこの会社の魅力だと感じています。

就活生にアドバイスをお願いします。

日々の中での気づきみたいなことがとても大切だと思います。例えば、「この人にこれを言われて嫌だったな」と思った時に「私はなんでこれが嫌だったのか、あの人はなぜこれを言ったのだろうか」ということを考えることがとても重要だと個人的には思います。
私の場合は、私のことを嫌いな人がいた場合に、「なぜ私のことを嫌っているのだろう」と理由を考えることが多くて、それを探ろうとして距離を詰めて結果仲良くなってしまうということがよくありました(笑)そのように嫌なものに対しても探求してみると、意外と自分の得意分野・苦手分野が見えて来たりするのでおすすめです。私は就活をしていくなかで、ポニーキャニオンの面接が唯一自分の素を出すことができた面接で、すごくヘラヘラしながら好きな音楽の話を面接官の方としたりしていた気がします。(笑) 就活だからいって変に気を張らずフラットな感覚で面接に来た方がちゃんと素の自分を見てもらえると思います!

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