ピープル
先輩社員インタビュー
吉嶺秀太
ビライブエンタテインメントDiv. 所属
- 自己紹介をお願いします。
- 2017年入社のライブエンタテインメントDiv.制作一部所属、吉嶺秀太です
ライブエンタは自分のやりたいことを形にしやすい部署
- 現在の部署での仕事内容について教えてください
- ライブエンタテインメントDiv.では主にライブの運営と企画をやっています。社内の他部署などから「こういうイベントをやりたいです」と、企画が持ち込まれると同時に、使用する会場の提案をしたり、どんなイベントにするのかをすり合わせます。舞台監督さんや演出家さんやテクニカルのスタッフさんを交えて、より細かくイベントの内容を決めていきます。制作側と舞台周りスタッフを繋ぎつつイベント全体の予算管理をすることが私たちの仕事です。またスタッフのスケジュールなどを擦り合わせて出演者さんの入り時間を決めたり、規模によってはケータリングやアルバイトスタッフの手配などをします。イベントやライブの中身を作る場合もあるのですが、手配や枠組みを作るのが大半だと思います。大きな枠組みで言うと、企画→打ち合わせ→リハーサル→イベント・ライブ本番という流れで進行します。当日は本当にライブ運営周りのなんでも屋さんです。
- ひとつのイベントにつきどのくらいの期間、制作にかかりますか
- 社内の案件だと最初の打合せからライブになるまで、1~4ヶ月くらいとイベントによって差はありますが、2ヶ月くらいが多いですね(私が関わった案件の場合)。私が今関わっている案件は2月に実施するイベントなんですけが最初のお話は9月に来ていて、この案件はアーティストさんのリハのスケジュールや会場の規模感の関係などもあって早めにお話が始まっているという状況です。
- ライブエンタテインメントDiv.のやりがいや魅力はどのような点ですか?
- この部署ってちょっと特殊で、セールスやクリエイティヴの部署など、ひとつの作品の流れに沿って動く部署がある中で、ライブエンタだけその一連の流れの中にない場合が多くて。作品のリリースイベントや、プロモーションの一環のライブもありますが、必ずしもそれらに関連しないライブやイベントもあります。やりがいって言えるかはわからないのですが、自由さがあって、自社案件に限らず自分のやりたいことを形にしやすい部署なのかなとは思いますね。
- 失敗談や苦労した事はありますか?
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ライブやイベントの企画をしたことがなかったので、配属された最初の月は「お前はどんどん現場に行け」と言われて、土日のほとんどもイベントに入っていていました。現場に慣れていたらそんなことはないのでしょうが、その時は右も左もわからず指示されて動いていた感じだったので、メンタル的にもフィジカル的にも辛かったです。今は全然そんなことはないですけどね。どの部署もやっぱり入りたては大変だし、挫折もあると思います。関わる人がすごく多いのと、その都度関わる人が変わっていくのも特徴的です。
失敗談と言うと、、、。まだまだ毎日失敗続きではありますね。(笑)
と言いますのも、イベント一つの中においての情報量がすごいんです。あらゆるセクションをまとめて企画の枠組みを作っていくのですが、ライブはナマモノなので、細かい漏れも無いよう気を配る必要があるんです。
今は細かい漏れなどを上司や先輩社員の方々に都度指摘していただいているので、失敗を未然に防いでいただいているといった方が正しいかもしれません。 - 配属部署を言われた時の心境はどうでしたか?
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一応、音楽制作を志望してはいたんです。ライブエンタテインメントDiv.に関しては、入る前から「大変な部署」という風に聞いていて、正直入る前は少し嫌でしたね(笑)。
配属されてからはライブエンタでよかったなってすごく思っています。レコード会社はパッケージを売り出すのが主な業務であると思うのですが、今、ライブへのシフトの凄さを感じています。のちに音楽製作など他の部署に配属になった場合に、ライブ制作もできて物販のノウハウもある方が絶対武器になると思うんです。将来を見据えてっていうのもありますね。
それと、関わる人が多いので、間違いなく楽しい人が多い部署ですね。もちろん他の部署にも面白い方がたくさんいると思うんですけど、ライブエンタの人は本当に人当たりがいいんです。ライブエンタの部署はほぼ毎日みんなで昼飯食べに行ってるんですよ。部長が声かけてくれてみんなで行く、みたいな。
企画案も1カ月に1回「どういうイベントをやりたいか」を出すことになっていて、実際動き出してる企画案もあります。人の良さや、自由さ、企画案もすぐに出せる環境がすごく好きです。
熱が入れられる仕事、好きな事で仕事がしたい
- 学生時代はどんなことをしていましたか?
- ライブハウスやフェスに行くのも好きでしたが、普通の学生として遊んでました。音楽をやっていたわけでもないですし、学生時代は結構ふざけてましたね(笑)。カラオケ店でアルバイトをしていて、自分から志望したわけじゃないんですがキャッチをしていました。一回外に出された時があって、それでキャッチをしてみたところその日の成績がすごく良かったので、そのまま「キャッチに行け」と、転身しました(笑)。今考えたら話術というか、コミュニケーションの訓練という意味では良かったのかもしれないです(笑)。
- ポニーキャニオンに入社した決め手は?
- 金融などに就職したら続かないなと思って、どこに就職したらいいんだろうって考えた時に、楽しい事じゃないと自分は続かないなって思ったのでエンタメを何社か受けました。飽き性なので、日々のルーティンワークがある仕事は続かないなとか、熱が入れられないのかなと思い、好きな事で仕事がしたいと考えていましたね。一応、コンサルも受けました。ただエンタメもコンサルも親の反対が少しあって。特にコンサルの方が実力社会の厳しいところだと言われて結構反対されました。受けているのを隠すためにメーカーも何社か受けました。私は大学の単位が危なかったので正直就活どころではなく、気づいたら選考が終わっていた企業もあったりして、何社か受けていく中で先に内定を頂けたのでポニーキャニオンを選びました。エンタメって採用人数も少ないですし、ポニーキャニオンは老舗ですし、受かったら行きますってなりますよね。
- 就活で苦労したことはありますか?
- 苦労したこととは少しずれるかもしれないですけど、少し就活を甘く考えていたので…全部で7社しか受けなかったんですよ。だからエントリーシートが大変というのは無かったんですけど、5月中盤になって選考に残っている会社が減ってくるとメンタル的に辛くなりましたね。就活浪人になるんじゃないかっていう焦りや不安がありました。追加で受ける根性もなかったのと、この7社に行けなければいいやって思うところもあって、行きたい企業7社だけに絞っていました。
- どういう人がポニーキャニオンに向いていると思いますか?
- ポニーキャニオンは他のレコード会社さんとは違って、アニメや音楽など様々なジャンルのエンタメを扱っている上に、私がいるライブエンタテインメントDiv.のようなライブの部署もあり、エンタメに対し様々な関わり方の出来る会社です。それを自分の音楽の世界、アニメの世界に結びつけて色々と楽しめる人の方が良いと思います。
最高のチームでフェスをやりたい。
- 今後やってみたいことはありますか?
- ライブエンタは、企画や運営のノウハウ、テクニカルの人との繋がりが出来上がっている部署であり、イベントを企画・制作できる力があることが強みだと思っています。その点において、私はまだ1人でイベントを2回しか実施したことがありません。それも上司の方に入って頂いているので、1人でイベントを実施出来るようになれば、自分で企画を立てて大きいフェス等をやってみたいと思います。直近の目標としては何も問題なく実施できること。将来的には、自分がアーティストをブッキングして、テクニカルの方もそういった繋がりの中で良いと思う人をブッキングして、演出家さん、構成作家さんなども全部自分で手配をして、自分の最高のチームで自分がやりたいフェスをやりたいです。自分で繋がった人たちと自分が今見出すアーティストを招聘してイベントが出来れば良いなと思っています。結構、ライブエンタ好きなんですよね。人に恵まれているということもあると思います。今となってはこの成長できる環境から離れたくないです。
- 最後に就活生にメッセージをお願いします。
- 自己分析をしたり、自分がどうなりたいか追究する機会って、今後の人生でも就活の時くらいだと思うので、そういう機会を大切にしながら就活を楽しんでください。そして、縁あって弊社に入ったならぜひライブエンタに来て一緒に楽しみたいです。