ピープル
先輩社員インタビュー
佐川直輝
第1ディストリビューションDiv. 所属
面白さの追求でエンタメ業界に
- 基本的な情報を聞かせていただけますか?
- 出身学部は薬学、大学院では教育学を専攻していました。2016年入社の2年目です。
- 現在の部署について教えて下さい。
- PCSC(ポニーキャニオンショッピングクラブ)という、直販通販を主にやっている部署です。当社でいうときゃにめ、もっと世間一般的にわかりやすく言うとAmazonみたいないわゆるECサイトを運営・管理している部署です。このほかに、イベント物販やカタログ制作、グッズ制作なども行っています。
- どうして薬学部から教育学部に進んだのですか?
- そもそも人に何かを伝えるとか、発信することがすごく好きで。その一歩として、人のために何かするという大きなところで考えていたのが薬学という世界でした。でも、塾講師のアルバイトをしている中で、もうちょっと人に直接影響を与えられる人になりたいなと思い教育の方に進みました。ですが実際に教育実習に行ってみて、いろいろな人と触れ合う中で感じたのは「みんな興味あるのは『面白いこと』なんだな」ということでした。そういったことを経て、自分が面白いと思うことを仕事にしたい、面白いものを発信する人になりたいなと思って今のこの業界に入ってきた形ですね。まあ、面白さの追求ですかね(笑)。
- 薬学部から教育学部への転身は、エンタメ志望の学生の中では珍しい過程を経たと思うのですが、選考で突っ込まれませんでしたか?
- 単純に自分が好きなことを正直に伝えていったという感じですね。学部がどうとかっていうのもそんなに影響されない会社だと思っているので。
- 学生時代からエンタメに興味はあったのですか?
- ありましたね。2歳からピアノ、中学からはギターとかベースを弾いて音楽に触れてきましたし、曲を聴いたり作ったりするのも好きで。アニメを見たり、ラジオを聞いたりするのも大好きです。
- 志望動機を教えてください。
- もともとはアニメ音楽が好きで、アニメソングの制作に携わりたいと考えていました。あとは台本を書くのが好きで、番組やイベントの構成を仕事にできたらいいなと考えて志望しました。
- 最終的にポニーキャニオンを選んだ理由は何ですか?
- 採用担当だった方の説明がすごくわかりやすかったのと、その方から伝わってくる「社風」に魅かれたからです。今も思っているのですが、ポニーキャニオンには怖い人がいないんですよ(笑)。働きやすいなと思える方がとにかく多くて、ちょっとしたタイミングでも声をかけてくださる先輩が多いので、居心地がいい会社だなと思いますね。もしかしたら就職活動中もそれが伝わってきていたのかもしれません。いろいろな会社を受けたんですけど、一番温かかったと個人的には感じました。
会社の全部がわかる部署で働く
- 入社後の感想を教えて下さい。
- 働きやすいなって。本当にそこですね。僕は薬学、教育学を出ているので、エンタメとは全然関係ない業種の友達がほとんどなのですが、ふとした時に集まって話をすると、いろいろなことに関する苦労話になることが多いので余計にそう思うのかもしれません(笑)。もちろん僕もつらいことや苦しいことはいっぱいあるのですが、それをはるかに上回る楽しみや喜びがあって、入った時からそれを感じられる会社だなと思います。
- PCSCへの配属はご自身の希望でしたか?
-
そうですね。個人的に行きたかった部署だったので、嬉しかったです。良くも悪くも何でもできる部署なんですよ。というのも、僕は去年1年目だったんですけど、通販以外のお仕事で、例えば外からアーティストさんをお招きして、CDをプロデュースしてグッズを販売するということも担当しました。台本を書くのもこの会社ではよくやらせていただいているんですけど、その一環で、アクリルキーホルダーにボイスをつけるsoloeteという商品があるんですけど、他社作品のボイスドラマ部分の台本を担当させていただいたりもしました。
もちろん、インターネットでCD・DVDなどを販売したり、カタログを作ったりすることが主業務ですが、最近ではチケット販売もやっていますし、制作もできるし、販売もできるし、プロモーションもできるっていう意味では、すごく幅広いジャンルのお仕事ができる部署です。何より、うちの会社にある商品を全部扱える部署なんですよ。アニメ、音楽、映画、いろいろな部署がある中で、仕入れ商品や書籍も含めて全部の商品を扱えるのはPCSCだけだと思うので、会社の「今」が全部わかる、というのが魅力ですね。 - 脚本って、すごく大きな仕事だと思うのですが、1年目でそのような大きな仕事を任せてもらった経緯を教えてください
- もともと大学院にいる間に、ちょっとだけ「構成」の勉強をしていた時期があって、そこで基礎的なことをいろいろと教えていただいたので、それを活かす形でやらせていただきました。去年ポニーキャニオンが50周年だったのでニコ生を50時間ぶっ続けでやるというチャレンジングな企画をやったんですけど、その時も番組を2本もたせてもらって、ディレクションと構成を任せてもらいました。
- 今の仕事で大変なことは?
- 他社との向き合いです。僕の担当は、きゃにめというECショップとエグジットチューンズという関連会社の通販を担当しているんですけど、厳密には他社さんですので、いかにうまくスケジュール組みをしてお互いに良い環境で制作して売るかというところまでの管理も僕らの仕事なんですけど、いかにお互いが心地よくお仕事できるかを考えるのは、大変でもあり、やりがいのあるところだと思います。
- 社外の人と働く時に気をつけていることはありますか?
- できる限り他人でいないことかな。自分が出来る限り輪の中心にいられるように、対会社なんだけどいい意味でフランクにコミュニケーションが取れる関係性じゃないと絶対やっていけないので。とにかく他人行儀にならないように気をつけていますね。
- PCSCの制作と社内の制作の違いは何ですか?
- PCSCの制作は、PCSCで売るためのものというのが大前提であります。会社の制作は、いろいろな販売チャネルと向き合っていくための制作なので、そこはちょっとイメージが違うかも知れませんね。
- 働く上で心がけていることはありますか?
- 「人のせいにしない」ことですかね。当たり前のことのようですけど、多分一番難しいことなんですよ。どんなに若手であっても責任を持たせてもらえる会社だと思っているので、自分が一社員であるという認識を持つこと、自分の言動には責任が伴う、と思うように意識していますね。あとは笑っていたいなって。人も自分も笑っていたいなと思っているので、そういう環境を作り出せる人になりたいなって思ってますね。
ポニーキャニオンでのこれからについて
- 新しく入ってくる社員に求めることは何ですか?
- ありきたりですが、何事も楽しめる人。自分がどんな部署に配属されるかはわからないから、それをちゃんと受け入れて、楽しみを見つけられるっていうのはすごく大切かなって思います。
- これからやりたいことや目標について教えてください。
- 他部署からも声をかけられるような作家になりたいというのは一つありますね。興味がある部署は、構成のお仕事でもご一緒させていただくことが多いエリアアライアンス部という、地域協業の部署です。PCSCの制作とは毛色が全然違うっていうのがおもしろいところかなと思っているので、ぜひ行ってみたいなと思っています。地方出身なので、いろいろな地域で「面白い」ことがしてみたいですね。
- 就活生へのアドバイスをお願いします。
- 無理をしないことですかね。よく寝て普通の生活を送ること。変に気負わないで自然体で挑む方がいいと思います。