淺井かりん
芸術学部アートデザイン表現学科卒・秋田県出身
1. 志望動機
- 「誰かの大切な音楽を守る為の仕事がしたい」「衣食住と並ぶくらいにエンタメに価値を持たせたい」と思ったのがこの業界を志望した理由です。特に私は音楽が好きで、自分自身のこれまでの人生においての苦しい時や、楽しい時に聴いていた曲が、今でも自分の「大切な音楽」として心に残っているので、他人にとっての「大切な音楽」も守っていける仕事ができればと思っています。また今は「CDが売れない時代、エンタメにお金をかけず楽しめてしまう時代」というのをよく聞きますが、衣食住と同じくらいにエンタメにお金をかけてもらえる時代を私たちの世代で創っていきたいですし、多方面のジャンルを取り扱うポニーキャニオンでなら新しい価値を発掘できるのではないかと思い志望しました。
2. 学生時代頑張ったこと
- 「観たいものは観に行く、会いたい人には会いに行く」をモットーに、好きなアーティストのライブや展示会はもちろん、気になるアーティストがいれば全国各地を飛び回りライブだけでも年間平均60公演以上行っていました。美術大学で社会と芸術を繋げるためにはどうしたら良いのかという勉強をしていたので、観たライブや展示を自分なりに分析したり、自分ならこのようにして売り出したいなどというのもまとめたりしていました。ご縁があって、外資系イベント制作会社で1年間のインターンも経験しました。そこでは何件かの大手スポーツブランドのイベントの企画運営に社員同様に携わらせて頂き、大変でしたが学ぶことが多くとても勉強になりました。
3. 今の夢
- CDが売れる時代をもう一度創りたいです。何事もデータ化が進んでCDなどのパッケージが売れなくなっていることにやはり寂しさを感じます。ダウンロードなどで簡単に手に入る事にもちろん利便性を感じますが、私はやっぱりレコードショップに並ぶ音源を手にとって購入し、フィルム包装を取る時のワクワク感や、デザイナーやアーティストのこだわりが沢山詰まったジャケットや歌詞カードを読み込んで曲を聴く楽しさは何にも変えられないと思っています。
4. 就活中のエピソード
- 性格上、沢山の会社を受けるのは向いてないなと思ったのでここで仕事がしたいと思った6社に厳選して就活をしました。日々の生活の中に就活が付け加えられた感じだったので特段気負うこともなくリラックスして普段通り友人とのご飯や、面接後にライブやバイトに行くなどしていました。面接では「聞かれたことに答える」よりも「聞いてほしいことを面接官に聞いてもらえる」面接を心がけて、エントリーシートや最初の自己PRに印象を残すパワーワードを盛り込むなどをして自分ペースで面接ができるように考えました。ポニーキャニオンの面接はどの段階も全く手応えが感じられず若干不安になったのを覚えています。今となっては面接官の方々のアットホームな雰囲気のおかげで自然体の自分を出せたのかなと思います。
5.好きな作品/アーティスト(他社作品もOK)
- BURNOUT SYNDROMES、UVERworld、Banksy、Keith Haring、Tim Burton、塩田千春、箭内道彦、タイヨウのうた、時をかける少女、DEATH NOTE、ミニオンズ、etc…
6.アドバイス
- 就活の期間に今までやってこなかったことにあえて取り組むのは個人的に逆効果だと思います。全く緊張感を持たないのも良くないですが、程よく肩の力を抜きながら就活できるのがベストです。
私は珈琲が好きなので、面接前に会社近くのコーヒースタンドで好きな音楽を聴きながら珈琲を飲むのを息抜きにしていました。ちなみに私の就活中の口癖は「まぁ、なんとかなるでしょ!」でした。実際なんとかなったので良かったです(笑) 皆さんも頑張りすぎず頑張ってください!