Music Detail音楽作品詳細
商品紹介
YENレーベルからデビュー後、米ウィンダム・ヒルから世界進出を果たした、日向大介と野中英紀によるエレクトロニック・デュオ、インテリアズの傑作が37年の時を経て遂に復刻!
ニューエイジ・ミュージックの総本山ウィンダム・ヒルのウィリアム・アッカーマンによってふたたび見出され、世界デビューを果たした日向大介と野中英紀によるユニット、インテリアズが1987年に発表したアルバム、『デザイン』。時代に先駆けたエレクトロニック・アンサンブルによる洗練されたモダン・ニューエイジ・ミュージックは、2010年代からはじまったアンビエント/ニューエイジの世界的再興を経た今、さらに輝きを増しながらグラフィカルな音風景を描き出す。
■LPレコードは限定生産
■Vinyl Cutting : 松下真也 (PICCOLO AUDIO WORKS)
◎本アルバムのライナーノーツを執筆したChee Shimizu、そして日本のアンビエント、ニューエイジ・ミュージック、環境音楽が世界的に再評価されるきっかけとなったLight in the Atticのコンピレーション・アルバム『環境音楽 = KANKYŌ ONGAKU (Japanese Ambient, Environmental & New Age Music 1980 - 1990)』の監修・選曲者としても有名なスペンサー・ドランからも今回のリリースについて下記コメントが届いている。
エリック・サティの「家具の音楽」を連想させる整然と端正、それでいてどこかミステリアスなネーミングを冠したこのグループが80年代に残した作品にふたたび、光が当てられる。これは昨今におけるアンビエント/ニューエイジの世界的再興によらずとも大いに意義があり、80年代日本の音楽シーンにおける特異点ともいえるこのグループの音楽を丸ごと体験する絶好の機会である。
[Chee Shimizu]
テクノロジーと洗練を融合させたインテリア(ズ)の作品は、今日においてもなお通用するかたちで存在し、その音楽はまるで、これから訪れる未来へと優雅に滑空していくようである。
ジャズやロックの典型的なダイナミクスを超越することで、彼らはホーム・リスニングに心地よく溶け込むような、淡い音景を生み出したのだ。
[スペンサー・ドラン]
[インテリア(ズ)・プロフィール]
ジャズの教育で世界的に知られるアメリカ・ボストンのバークリー音楽院を1981年に卒業した沢村満(サックス)が、同じバークリーで学んでいた日向大介(ピアノ、エレクトロニクス)、野中英紀(ギター) 、別当司(ドラムス)の3人を率い結成した音楽ユニット”インテリア”。メンバーは在学中にそれぞれが主とする楽器のほか、ジャズ理論や現代音楽理論、最先端のエレクトロニック・ミュージックなどを学んだ。“インテリア”というグループ名は、ウッディ・アレンの同名映画『INTERIOR』で描かれた人間関係が、メンバーのあいだに漂っていた雰囲気と似ていると感じた別当司が命名した。1985年に日向大介、野中英紀の2人組ユニットになってからはグループ名は“インテリアズ”となる。
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※初回限定、初回生産などの表記がある場合は、無くなり次第終了または通常盤に切り替わります。また、仕様は予告なく変更する場合がございます。